ファイルのアイコンをドラッグ&ドロップする操作は、ドラッグ先のフォルダーが同一ボリューム内であるか否かで処理内容が異なる。ドラッグ先が同一ボリューム内ならファイルは移動される（処理後、ドラッグ元にファイルは残らない）。ドラッグ先が別ボリュームだとファイルはコピーされ、元のフォルダもに残る（処理後、両方のフォルダに同じファイルが存在する）。この区別はちょっと紛らわしく、なかなか慣れずに間違えることがままある。ただ、今行おうとしている操作がコピーになるか移動になるかは、ドラッグされるファイル（群）の表示形式で見分けることができる。 コピーなら、ドラッグされるファイル（群）アイコンに➕（プラス）マークが表示され、移動なら➕マークはつかない。
２つの操作をはじめから明確に区別するには、次のようにすればよい（操作がヴォリューム間をまたぐが否かにかかわらず同じ処理となる）。
・ コピー：オプション・キー ⌥ を押しながらドラッグ
・ 移動：コマンド・キー ⌘ を押しながらドラッグ
また、コピー/移動中には進捗状況を示すポップアップ画面が表示され、ここに「コピー中」か「移動中」か明示されているので、操作を取り消したければX印をクリックすれば中止できる（変に中途半端な状態になることもない）。