初期のマウスはパチンコ玉のようなボールを内蔵していた。そのボールが机の上のゴミを巻き込んで垢のようにボールやボールを抱く壁面にこびり着き、調子が悪くなると、ボールを取り出して洗ったり、内部を綿棒で掃除したりしたものだった。
90年代以降は、ボールに代わって光学センサーが採用されるようになったが、それでもゴミの問題はマウスにつきまとう。マウスの背面(というより腹面か)に貼り付けてあるソールの周りに、机の上の皮脂汚れやフケや抜け毛が垢のように溜まるのだ。特に問題なのは抜け毛。髪の毛は細いので、ソールとマウスの隙間に挟まってしまう。その抜け毛がセンサーの光を遮ると誤動作が生じる。マウスが不調なときは、ひっくり返して腹面のソールをチェックすると抜け毛を噛んでいることが多い。