日本の養蚕

 2026年(令和8年)現在の日本の養蚕家はわずか113戸だという。
 1920年(大正9年)の初回の国勢調査当時、日本の総戸数は1100万戸以上、養蚕家は189万戸だという。概数で言えば、全国民の7割を農民が占め、そのうちの1/4は養蚕を営んでいたことになろうか。それが100年ほどで1万分の1以下まで減少した。生産量で見ると、1920年の2万2千トン、最盛期の1935年(昭和10年)が4万3千トンで、殖産興業の原動力であった。これが2024年にはわずか7トン、最盛期から6000分の1以下に減少した(添付図参照)。
まぶしという記事にも書いたことだが、数値化するとその凄まじい衰亡ぶりが歴然と可視化される。