雑記
徘徊雑句32(花鳥20)
主失せて鯉ら永日游泳す (*1) 風削る水面みなもに光躓ける 可憐なる花の名前 … 続き…
(続x5) カワセミ追っかけ
2月の中旬からまた、近在の水辺からカワセミの姿が消えた。もう4年、このパターンが続 … 続き…
徘徊雑句31(花鳥19)
蛇屠ほふり動悸執念くくねりをり 蜘蛛空に繊ほそき糸吐き風を耐ふ 蝉は … 続き…
(続々々々)カワセミ追っかけ
翡翠カワセミ(または川蝉)は夏の季語なのに、私の近所ではここ数年夏には姿を消し、冬 … 続き…
徘徊雑句30(花鳥18)
風を掃く茅ちがやの穂揺れ悔いを煽る 止まる樹を決しかねたか蝉迷走 … 続き…
徘徊雑句29(花鳥17)
雷いかづちは太き公孫樹イチョウの幹を裂き 水 … 続き…
徘徊雑句27(花鳥15)
細さざ波を光は掃きて疾はしるべし 厳いかつかる鵜の碧眼へきが … 続き…
徘徊雑句26(花鳥14)
草木そうぼくの命の匂い死の匂い ガジガジと炎熱囃はやす蝉幾万 片 … 続き…
動画スケッチ#2(大きな獲物を呑もうとするアオサギ)
アオサギが、田植えが済んだばかりの早苗田で大きな魚を獲り、呑み込もうとしている。水の … 続き…
徘徊雑句25(花鳥13)
空蝉や嫁ぎたる仔の部屋寥ひろし 耄碌の夢魔煮凝りて目膠めやに滲む … 続き…
野鳥観察日誌(キジ#2)
これまでもいくつか動画を公開してきた。いずれも単純きわまりない構成のものばかりで、 … 続き…
徘徊雑句24(花鳥12)
母雉キジの脚元に雛ひなら多童おおわらわ [1] 早苗田の覚束なげに吹かれを … 続き…
徘徊雑句23(花鳥11)
握りしめたる辛夷こぶしやうやう緩みあり 恐キョーと啼く鵯ヒヨドリは … 続き…