徘徊雑句13(花鳥)
翡翠カワセミの背の光疾とく水面みなも突く 辛夷コブシなる柔毛にこげの蕾 … 続き…
Wonder on Wonder
翡翠カワセミの背の光疾とく水面みなも突く 辛夷コブシなる柔毛にこげの蕾 … 続き…
カワセミの追っ駆けストーカーになってしまった。 徒歩で行けるカワセミが出没しそうなポ … 続き…
木末こぬれより仄赤らみて寒を越ゆ 山笑い林笑いて悔悟あり … 続き…
頭寒し欅樹冠より落葉す 翡翠カワセミの発ち枯葦のこゆるぎす 鵯ひ … 続き…
炎天を呪うがごとし百日紅さるすべり 白鷺の濃きあおみどろ掻き混ずる … 続き…
裂けたる背に残るたまの緒お捩よじ切れて 墜ち蝉のやがては蟻に曳 … 続き…
群青は幼年の徴しるし褪あせるべし 全身を群青に染む日を夢む … 続き…
春から夏 曇天を飛燕一閃斬り裂けり 天をしも支えんとすか泰山花 … 続き…
野道を徘徊していると、野生の果実におりおり出会う。今の子供らは見向きもしないし、教 … 続き…