雑記
徘徊雑句6(夏から秋 3)
炎天を呪うがごとし百日紅さるすべり 白鷺の濃きあおみどろ掻き混ずる … 続き…
徘徊雑句5(夏から秋 2)
裂けたる背に残るたまの緒お捩よじ切れて 墜ち蝉のやがては蟻に曳 … 続き…
徘徊雑句4(夏から秋 1)
群青は幼年の徴しるし褪あせるべし 全身を群青に染む日を夢む … 続き…
徘徊雑句2(春から夏)
春から夏 曇天を飛燕一閃斬り裂けり 天をしも支えんとすか泰山花 … 続き…
野の果実(春から夏へ)
野道を徘徊していると、野生の果実におりおり出会う。今の子供らは見向きもしないし、教 … 続き…
富士三景 朝と昼と夕べ
下総からも富士が見えると知って、追っかけをはじめた。朝夕には出会えたが、昼間の富士 … 続き…