臨界通信2号・目次と添書

詩六篇

就眠儀式

朝の歌

鎮魂

鬼怒川/一九七九

病垂と肉月

不随詩片

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発行:1980年5月

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添書:通信No.2
●「臨界通信」2号を送ります。はやくも前号での約束が守れず、刊行は遅れに遅れてしまい、そのうえ今号も前号と同様の体裁をとらざるをえませんでした。
●活字をひろっていてあらためて気付かされるのは、私の語彙の狭窄さであり、思考の息の短さであり、想像力の運動神経とでも云うべきものの鈍重さ・窮屈さでした。即効薬がありえぬことは承知していながら、読者諸氏からの批評・批判を切望しています。
●正直に白状すれば、次号のメドは全く立っていません。そして、内的にも外的にも凝集の核の所在はますます把みどころがなくなっていくように思えます。しかし、だからこそ、この通信でそれを手探りする試みを止めるわけにはいきません。
●読者諸氏の健康を祈ります。
1980.5.12